目次
【まえがき】
今年は下記チームで調整
かえで @maple987654321
へき @katamariiiiii
るぐらげ @wii_Ruglarge
ねむる @Arc_Aura_
げべぼ @gebebo
スープ @paitannsu_pu
Scar @Scar3020
本記事で紹介するガチクレセの構築を使用したのは下記3人
かえで
へき
るぐらげ
使用構築
予選1回目
予選2回目
予選3回目
本戦
レンタルチームは上の画像からお願いします。
ガチクレセがどういう構築かという部分に関しては割愛。
個別解説では最終的にたどり着いた本戦使用のPTのみ解説する。
過去記事参照
【構築経緯】
第一回
1回目予選前時点ではSブーストカミ悪ウーラ暁キリンとガチクレセで悩んでいたが、練度の蓄積がある点や、当時は暁に注目が集まりすぎていたため原種が無警戒で使えたため使用に至った。このまま本戦までガチクレセで突っ走ることになる。
従来のガチクレセと比べて一番の強化ポイントは今までテツノカイナで使っていた部分がガオガエンになった点で、それはすてぜりふ(とんぼがえり)の技に起因する。
威嚇による盤面の弱体化+ねこだましによるサポート+ターン技によるガチグマの安着即発火をすべて担うことが出来るようになった。
1週目のトリックルームにてガチグマで荒らした後、眼鏡ハバタクカミでスイープすることを基本プランにおき補完としてモロバレルに対して受けだしできる点と、対トリックルームや暁キリンに対してDを上げて受けながらダメージをとることが出来る水オーガポンを採用。
ラスト一体はわりかしまとまっていたので誰でもよかったが、ガラルサンダー等がいたときにターン役を担えるのと対イエブリコータスエルレイドを任せられるチョッキボルチェンライコを採用。
結果はともあれこのタイミングのガチクレセは全く警戒されておらず、捨て台詞からガチグマが着地しただけで降参を貰うことすらあった。
苦手だったペリジュラウーラを引きすぎたりちょっと運が悪かったように感じた。
ガエンミラーのどっちからガチグマ出てくるはたき落とすじゃんけんは不毛で、この時点ではトリルしてクレセ方向から出すとうまくガチグマが着地出来ることが多かった。
自分は1650ぐらいで17にはタッチすることも出来なかった 。
かえでは1757で予選抜け
第二回
ガチクレセで抜けた方も多数居て記事が公開され、すてぜりふ(とんぼがえり)+トリックルームの動きが狙い撃ちされるようになりかなり動きにくくなった。
スタンパ(渚沙パ、すいかパ)の公開でスタン大流行の時代が来て既存のガチグマでは勝つことは難しくなった。 それに伴った変更点は主に二つ。
一つ目の変更点がおんみつマントコータスの採用。 おんみつマントがねこだましでトリックルームを凌ぐことへの回答で、ゴリランダーがノーリスクで吹っ飛ぶことが多い。
晴れにすることでガチグマに圧がかかるすいりゅうれんだのダメージを抑えることができる点も優秀。
二つ目の変更点がガオガエンのSを88へ変更。
確かその時点で記事が出てる範囲で1番早いガオガエンは86でそれ抜き抜き。
ガエンミラーで早くなることで初手は相手にガエンに猫、トリル状態ではたき落とすを掻い潜りながら後手捨て台詞を決めることができる。
自分は1729から何故かステイし死亡。
るぐらげは1713から上がれずだった。
第三回
スタンをコータスで解決出来ているのかという点が問題視される。
ランドロスで身代わりを残すプランを通されるとコータスの技を当てるタイミングが訪れず、厳しい戦いになる。
また、3回目以降流行り出したディンラッシャサーフのスカーフサーフの部分でクレセへトリックをされると、一旦出し直さないとみかづきが打てないタイムロスが発生し負けに直結する上に人によってはスカーフサーフを先発に出してこない人もいるという状況に。
教えはどうなってんだ教えは。
この2点を踏まえた結果おんみつマントウネルミナモが採用され、対スタンは面白いように勝てるようになった。
ディンラッシャが先程論述した、人によって選出パターンが異なるという点が大きく響き安定しない。
サーフ+何かに対してはミナモコータスの先発がささるが、これは初手ディンラッシャだった時の最大の裏目で、逆にディンラッシャだった場合はクマクレセがささるがこれはサーフにボロボロにされる。
サーフのトリックをコータスで受け流すプランやあれこれ試すが、結局クマクレセでいくことになった(サーフが出てきたら初手地震)。
コータスの持ち物はバレルの胞子受けを成立させるために防塵ゴーグル。
自分が1746で予選抜け
るぐらげは1700のってから上がれず
かえでが1752で2回目の予選抜け
本戦まで
ウネルミナモの対スタン性能を怪しく感じていた。
ランドロスが減りその上ミナモに猫騙しが飛んでこないのである。
初期案のライコやイッカネズミやロンゲディンルーから荒らしてガチクレセ等色々試すがしっくりこない。
雪パが多いことが想定され、コータスを外す事が出来ないのが実質確定していたので残り1体で全てのスタンを見る必要がありそれは到底不可能に感じた。
よって下の二つを変更した。
一つ目の変更点がガエンのバークアウトを鬼火へ。
これは主にディンラッシャや初手ウーラオスを機能停止させるための変更で、スタンへの柔軟性のある一つの対策だった。
2つ目はウネルミナモの守るをアクアジェットへ変更。
おんみつマントを持っている都合上あまり守るを打たないこともあり、イッカコノヨ、エルフテラキorコノヨに対してムーンフォースと重ねてたたきを防ぐことができるように変更した。
本戦前日の変更だった。
自分が9-2 1596の30位で全国大会と世界大会への参加権利を獲得
かえでは10-10だった
【配分・単体考察】
ハバタクカミ
@こだわりメガネ
実数値:141(84)-x(0)-84(68)-168(100)-156(4)-205(252+)
テラス:フェアリー ムーンフォース マジカルシャイン シャドーボール ほろびのうた
配分
H-B:A189持ち物なしパオジアンの不意15/16耐え
H-D:C205ハバタクカミの持ち物なしシャドボ耐え
C:残り
S:最速
最後にパオジアンなどを詰めるために最速&最低限の物理耐久。
雪などに対して初手から火力を押しつける場面もあるため眼鏡。
テラスも火力補助のため妖テラス。
スイーパーとしての役割を遂行するための型になった。
技は雪に対して有効なパワージェムも検討だがAキュウコンは手助けムンフォ、フリーザーも手助けテラスムンフォで飛ばせるため撃つ機会が少なく不採用。
滅びは初期案では要塞系に対して霊テラスクマでの詰めを失敗した場合の2次プラン、対ドブベトンに主に使用した。
ほろびのうたは、個人的にかなり評価が高く後述する試合展開のメインプランに入れるほどである。
クレセリア
@メンタルハーブ
実数値:227(252)-75(0)-162(140+)-95(0)-155(116)-81(0-)
テラス:ほのお
配分
H-B:残り
H-D:持ち物なしC187イーユイの悪の波動=災い込み持ち物なしC187ハバタクカミのシャドボ32.1-38.3%なので両方が珠、活性、一致テラスの場合、眼鏡+持ち物なし+どちらかの性格補正までは耐える。
S:最遅
カミユイに対してテラスを切ればほぼ動ける配分。
基本的にカミの霊テラス、ユイの悪テラスはいないはずなのでカミがS活性発動した時点で耐える。
C活性+眼鏡や、眼鏡+珠で適切に技を選ばれると落ちるが、そんなカミユイは初手に出てこないと思いたい。
トリル下でガエンに祈りをかけてから捨て台詞するためにS最遅。
封印のない追い風に対して有利をつけるためメンハ。
アンコール、回復封じ状態に対しても耐性をつけることができる。
技は祈りとトリルは確定。攻撃技はウーラパオへの打点となりCダウンも強力なムンフォ。
最後一枠は一度威嚇を無視できる手助け。
ガエンバックに対して手助け地震で落とす動きを多用した。
ガチグマ
@かえんだま
実数値:235(236)-201(180+)-125(0)-X(0)-112(92)-49(0-)
テラス:ゴースト
からげんき じしん つるぎのまい まもる
H-D:C205テラス眼鏡ムンフォ耐え:83.4-98.7%(200-236)
A:残り(空元気で全部のせ神速耐えラインまでは余裕をもって一発、Wダメ地震でA172パオジアンのつらら耐えカミを81.2%でそれぞれ一発)
S:最遅 アカツキが環境にいるので最遅は確定。
両ウーラ、オーガポン、ハバカミなどにミリ耐えされることがあるためA多めとして最低限Dに振った配分。
10ヶ月ほぼ変更せず使用したが余り不満はなかった。
テラスは猫だまし、神速無効を評価して霊テラス。
ドラゴンテラスも候補だが、鉄壁プレス系を迎え打つ必要があるのでやっぱり霊テラス。 地震守る空元気は確定。
手助けなしで威嚇込みでガエンカミを倒せるぶちかましは選択だがディンルー系、壁、ガエンバレル等に対して使用するため剣舞とした。
ガオガエン
@おぼんのみ
実数値:202(252)-135(0)-148(196+)-X(0)-110(0)-88(60)
テラス:くさ
H-B:A187までのウーラのインファ(-1鉢巻きインファ)耐え
S:ガエンバレルなど初手のガエンミラーで上を取っている前提の立ち回りを組んでいるため観測した範囲の最速+2。
持ち物はゴツメも最大値は高いが、無難に場持ちを良くしテラスを温存しても水流連打を耐える可能性のあるオボン。
テラスは水流連打と胞子に耐性をつける草。
トリル補助の猫だまし、ガチグマをスムーズに展開できる捨て台詞は確定。
とんぼがえりでない理由はトリックルーム下でデバフをかけたポケモンを放置し隣の頭数をとっていくプランがとりやすいからである。
攻撃技は倒しにくいことがあるカミパオゴリラエルフなどへの打点となるフレドラ。
鬼火はディンラッシャに有利になるほか初手水ウーラ、悪ウーラ、ガエンバレル対面などで役に立つため採用。
鬼火を絡めた立ち回りに関しては後述。叩き落とされたガチグマやバレル対策で味方にも打てる。
対ガエンバレル、対ガエン水ウーラにおいてガエンに猫を撃たれたくないためこのSに設定したが一度も抜かれることはなかったので設定ラインとしては正解だった。
コータス
実数値:177(252)-x(0)-161(4)-150(252+)-90(0)-22(0-)
テラス:くさ
ふんか ねっぷう あくび てだすけ
配分はあくびを持っているが、基本はトリルアタッカーとして攻撃技を押すためHCぶっぱ。最遅。
持ち物はガエンバレルに対して猫トリルからクマと並べる動きが狙いとしてあるためゴーグル。
テラスは両ウーラに強く、テラスはガチグマと並べた時にじしんを巻き込んで打ててタケルライコのじんらいを半減出来る草。
技はトリルアタッカーとして使用する噴火熱風は確定。
残りはコータスミナモ初手でライコと遭遇した際に瞑想を防ぐためのあくび。
ガチグマやウネルミナモの火力補強の手助け。
手助けは守るも選択肢であり、かえではずっと守るの妖テラスで使用していた。
ライコを狙った欠伸の採用だったがトリルの2週目を狙う際や最後の詰め、寿司への妨害などかなり役に立った。
ウネルミナモ
@おんみつマント
実数値:175(4)-X(0)-111(0)-177(252)-103(0)-177(252+)
テラス:ほのお ハイドロスチーム かえんほうしゃ りゅうせいぐん アクアジェット
最速かつC活性。
耐久調整するとすればC最大ライコの+1迅雷耐えだが猫のダメージやグラスラを集中されると結局怪しいこととC最大の瞑想ライコはほぼいないため迅雷だけなら耐える可能性が高いと考えて不採用。
無振りでも晴れなら炎テラスを切っていても水テラス水流までは耐える。
テラスは活性と晴れと合わせてゴリランダー、テラス込みのランドロスをかえんほうしゃでワンパンするために炎。
技はゴリランダーへの打点となるかえんほうしゃ、ガエンへの打点となるハイドロスチームは確定。
残り2枠としてウーラへの打点となり最大打点である流星群、イッカコノヨ、エルフテラキorコノヨに対してたたきを防ぐことができるアクアジェット。
イエカシラ、アカツキキリンへ立ち回りを楽にでき、範囲技であるバクアも欲しいが枠なく断念。
【選出関連】
ガチクレセの選出、試合の流れを大まかに分類すると下記のように分類される。
1.ガチクレセをトリックルームで暴れさせハバタクカミ等でスイープする(メインプラン)
2.クレセでトリックルームをしコータスとガチグマを並べてトリル1周で倒しきるプラン。コータスを選出している時にやりがち。
3.ガチクレセをトリックルームで暴れさせその後に2周目を狙うプラン。
この時はみかづきのいのりでクレセのHPを2周目を狙うに必要な水域まで戻す必要がある。
4.カミミナモやミナモコータスで荒らしてからクレセリアでトリックルームを張るプラン。リキキリンやイエッサンなどトリックルームの邪魔をしてくるやつがいる場合や対スタンでやりがち。
5.ガチクレセを手助け等で無理矢理暴れさせて頭数有利からクレセを突破できなくして滅びで詰めるプラン。個人的に雨滅びならぬクマ滅びと呼んでいる。
この下は非常長いのだが実際に詳細にパターン化して実際対戦の時見ながら使っていたものを転記する。
●ガエンゴリラバレルパオウーラ@1(カミライコランドサーフ)
選出クレセガエン裏クマコータス(テラスはガエンクレセクマに柔軟に)
ガエン+ゴリラ+バレルすべて入り。
初手ガエンウーラもしくはガエンバレルが多いので前者は草テラス+鬼火でウーラを潰しつつトリルし晴れとやけどを盾にコータスクマを並べる。
方針として残数を取ってトリル2週目を目指したいので守られない方狙っていきたい。 化身ランドがいたらカミクレセスタート、ライコがいたらコータスミナモスタートも検討。
●ガエンゴリラライコウーラ@2(パオ化身ランドカミ)
選出:コーミナモ裏クレセクマ(テラスはミナモ)
バレルがおらず初動にガエンランドorガエンウーラなどねこを絡めたパターンが多くコーミナモが有効になりやすい。
ランドならテラス火炎放射をランド+噴火、ウーラなら流星をウーラ+噴火。
ライコから来た場合は隣を攻撃+ライコにあくび。
カミから来たらテラス放射+熱風。
相手の選出はゴリラライコ裏ガエンカミorウーラorランド想定。
こちらの初手は欠伸+炎テラス火炎放射。 相手の初動に合わせて以下の方針で動く。
横を倒して残数をとることを目指すが初手を交わされた場合はライコを倒しに行く。
①ミナモに猫+瞑想
ライコは眠り覚悟で動いてくることが多い。最悪晴れが切れれば+1くらいまでならクレセクマで戦えるのでガエンを削りサイクル不能に押し込むのが大事。
②コータスに猫+瞑想orすてぜりふプラン
とりあえずスチームをガエン+欠伸をライコ。相手の動きは竜波→コータス+テラス捨て台詞か竜波→ミナモ+猫か捨て台詞をコータス。いずれもガエンがテラスでなければ4対2になるしガエンテラスで欠伸が入らない場合はテラスを切ってもらえているので次のターン手助け流星でライコを縛れる。
●ガエンゴリラライコウーラパオサーフ
選出:コーミナモ裏クレセクマ(テラスはミナモ)
自由枠がサーフでも選出は同様。むしろトリックがあるのでガエンクレセよりこちらを出したい。基本的な方針は上と同じ。
●ゴリラ炎ポンカミライコウーラ@1(ガエンランドパオなど)
選出1:コーミナモ裏クレセクマ(ガエン入り)
選出2:ガエンクレセ裏クマコータス(そのほか)
すべてクレセガエン裏クマカミorコータスで出していたが、ガエンゴリラのサイクル+炎ポンやライコに積まれると厳しいためガエン入りはコーミナモで崩したい。
ただしポンが最速で地団駄もちだと基本的に厳しい。
ガエン入り以外は基本選出でクマで残数を取りに行くがグラスラが痛いのでテラスはクマに残すように注意。
ウーラは水悪どちらもありうるがどうしても読むなら水。
●ガエンバレルライコウーラ炎ポンカミ
選出:クレセガエン裏コータスクマ ガエンバレルなら猫トリルから展開。
バレルを盤面に残してトリルターン管理を意識する。
地震で削り2回目のトリルを張る際に空元気でバレルを倒しながらトリルすることが理想。
ゴリラがいないのでクマが有効になりやすく上の3つと異なり基本選出で崩せる印象。
●カミユイトルネキリン水ポン悪ウーラ
選出:カミミナモ裏クレセクマ(テラスはクレセにとっておく)
相手の初手はキリン+なにかなのでキリンを集中する。
シャイン+スチームしたいがポン引きが裏目ではあるのでムンフォ+放射もあり。倒すか引っ込めてもらうかしてからトリル。
ウーラ側集中でも実はいいのかもしれないが完コピとは限らないのが怪しいところでキリンを落とせばクレセ出しからトリルきればほぼ勝ちなのでキリン優先。
●カミユイトルネフロル悪ウーラ水ポン
選出:クレセガエン裏クマカミ キリンがなければ基本選出。カミユイなら炎テラストリル。フロルユイorカミフロルならフロルに猫+テラストリルして捨て台詞をフロルに当てながらクレセのところからクマを出すとなんとかなりやすい。
●トルネサーフウーラライコ
@2(草枠:バレルゴリラ水ポン、炎枠:ガエンエンテイ炎ポン、自由枠:化身ランド)
選出:クレセガエン裏クマカミかトルネ来ない読みコーミナモクレセクマかカミミナモ裏クレセクマ。 サーフがいるならカミミナモでもよさそう。
●トルネジュラスウーラ霊ランドドータカミ
選出:ガエンクレセ裏クマカミ ジュラスはパワフルハーブ、ウーラはチョッキ、ランドは鉢巻き想定。 ランドとドータでクマを見ている。
ランドが鉢巻きなのでランドトルネならランドに猫+トリル。ランド引きに合わせて鬼火+クレセ方向からクマでドータの遂行速度を落としながらクマで横をなぐる。 相手が非ドータ選出の場合、こわいかおでジュラスにクレセに縛られてしまうので体力は高く保ちトリル2週目を目指す。 ジュラスの頑丈を割りクマで縛りながら祈りで体力維持を狙う。
選出1:クレセカミ裏コータスクマ
テラス手助けムンフォでフリーザー、手助けムンフォでキュウコンがとれるのでカミで残数とってクマで制圧を狙う。コータスいらないかもしれないがウーラがきついので連れて行ったほうが無難? ランドを立てられるパターンが面倒なのでカミクレセが優先。トルネウーラ入りはクレセガエン優先。猫がないのでテラスはクマ以外に切って良いことが多い。
●イエカシラ水ウーラトルネカミ@1
選出ガエンミナモ裏クレセクマ なんとしても捨て台詞をカシラに当ててトリル。無理ならトリルするしないの読みを当てる。基本は厳しい。 ウーラがいない場合はカミガエンクレセクマの方が戦いやすい。
●カミ悪ウーラアカツキキリン炎枠@1
選出:カミミナモ裏クレセクマ スチーム+マジシャなどでダメを稼いでスイッチを目指す。アカツキ初手の時はテラスマジシャ+スチームをアカツキ集中が通ることが多い印象。 ガエンクレセでトリルしに行ってもいいがアカツキ先発されることもまあまああり裏目になりやすいので少なくともカミは前に置きたい。
●カミユイフロル寿司@1
可能なら捨て台詞トリルだがフロルユイならフロルに猫+テラストリル→フロルにすてぜりふしながらクレセの後ろからクマ投げ。テラスをクマにきりたいが晴れでウェブタのリスクヘッジができるためワンチャンクレセにきってもいい。
●カミユイの入っていない寿司
選出ガエンクレセ裏クマカミorコータス。
普通にトリルしてクマにテラスを切って空元気+祈りで殴り合う。2週目トリルを貼りながら寿司を倒せると勝ち。 初手でラッシャがでてきて鈍感の場合鉢巻き霊テラバーストケアで猫をラッシャ+テラストリルを押す。
※対寿司の基本的な流れは 相手の初手に合わせてトリル→トリル下クマの圧力で合体させる→祈りで体力維持しながらトリル2回目を張ってラッシャを落とす という感じでとにかくトリルターンを残す=クレセの体力を維持するのが大事。
一回目のトリルが切れたところでラッシャの攻撃を耐えながら空元気で倒しつつトリルを押す形になるのが理想。無理矢理手助けで倒しにいくと負けにつながりやすいので基本的には祈りを連打する。
イレギュラーになりやすいのはA上昇一丁持ちとカミユイを初手に出された場合。 A上昇一丁持ちは一丁か守るに合わせてガエンを投げて捨て台詞で帳尻を合わせる。
●ホムラドゲザゴリラカミ@2
選出:クレセクマ裏カミガエン
地震トリル+根性地震orテラス読み空元気でドゲザを倒しに行く。あまりクマにテラスを切らないのでクレセに初手で切ってしまってもいい。
●ディンラッシャホムラパオカイサーフ
選出:クレセガエン裏コークマ ディンラッシャならムンフォ+鬼火→ラッシャ。祈り+鬼火をディンルーで削ってから捨てトリルする。サーフが前ならクレセ→コータス。サーフの横に捨て台詞からクレセを出し直してトリル+攻撃。 クレセにトリックされてしまったらガエンで味方はたきの線もある。クレセへのあくびも鬼火で無効にできる点も覚えておく。
●ディンルーラッシャパオハッサム炎ポンGサンダー
選出:クレセクマ裏ガエンカミ
基本的にはクマを立ててラッシャの横を殴っていく方向。地震で両方小突いてから空元気でディンルーを殴るとラッシャを守ってくれたりして噛み合いやすくなる印象。ディンルー突破に時間かかるようなら下手に倒さずトリル2週目を貼ってから倒す。Gサンダーがいなければガエン初手でラッシャに捨て台詞を当てられるとよりプランを通し安くなる。
●Gサンダーディンルーソチャパオカイキュワワー
選出:クレセクマ裏ガエンカミ 剣舞テラストリルはコーチング地獄突きでガチグマを殴られているとディンルーが遅い場合縛られてしまい不安定。
テラストリル守るから入りソチャ引きもしくはスカーフの場合のコーチングに合わせて祈り剣舞で地獄突きのダメージを相殺して剣舞を積む。
ソチャ引きの場合は地獄突きしゃか砲に地震で倒せもせず大きくクマを削られるのがまずいので空元気をディンルー祈りで最悪でも膠着かディンルーを大きく削るようにする。
ディンルーが遅かったらトリル下で急ぐ必要ないので守る祈りを絡めて戦う。
ゴールとしてはディンルーサンダーのいずれかをまず倒してトリル2週目してもう片方を倒しソチャパオを炎クレセとガエンで詰める。
ディンルー→クマの+1地獄突き41.2-48.9% ディンルー→クマの+1災い込み地獄突き54-64.2% 172パオ→クマの不意打ち31-37% 189パオ→クマの不意打ち33.6-40% なので+1ディンルー+パオの並びに対して満タンなら動かせるが90%以上は必要。ステラや礫の可能性も考えると威嚇はかけて動かしたい。
201クマの+2空元気→+1ディンルー83.9-98.8%なので横にパオがいれば確定で落とせるので落としに行くときはガエン出し空元気が無難。
●パオカイテイカミ水ポンライコ
選出:クレセガエン裏クマカミ エンテイに捨て台詞しながらテラストリルしてだいたい勝ち。
●コードレイエブリなどのガチトリパ 選出:ミナモカミ裏クレセクマ 上から殴り圧をかける。イエッサンエルレの場合は一旦ミナモをクレセに下げてカミでけずる。エルレに炎テラスを切ってもらいミナモで回収の流れを狙いたい。
●ウーラカミドガス(ガエンバレルライコ) 選出:クレセガエン裏クマポン クマ展開から空元気で倒して行く。空元気はやけどの攻撃低下を無視するので根性補正はないが殴っていける。カミウーラ初手の時はウーラに猫+トリル。ドガスウーラの時は草テラ切りながらウーラに捨て台詞+トリルをしていた。
●ガチクレセミラー(カミガエンガチクレセライコ@1を想定)
選出:カミガエン裏クレセクマ もしくは カミクマ裏クレセコータス
クマを焼きながら剣舞するのが優先。クレセの盤面干渉力が弱いのでクマを初手に出しておくと剣舞安定になる場面が多い。同速勝負は避けられないことが多いが一方的に剣舞できると地震で倒せるのでサイチェンなどを気にしなくてよくなり多少マシ。 ガエンカミでシャイン+威嚇or捨て台詞で相手のクマをにらみながらクマを立てたい。
●壁系
選出:クレセクマ裏ガエンorコータスカミ
フィニッシャーにもよるが基本的にトリル剣舞から霊クマを立てる。ボディプレ系の生物がいたら絶対に他にテラスを切らないように我慢。剣舞トリルからもう一回剣舞か手助け空元気で残数を取る。 ヤバソチャは壁なしなら4段階上昇+手助け地震でほぼ倒せる。壁あると6段階詰んでも確定は無理なので4段階上昇くらいで殴り始めるのが無難。力を吸い取るがなければシャカシャカ砲との打ち合いは押し勝てる。力を吸い取るがある場合は横を倒して壁が切れるのをまって6段階上昇まで積む。 焦ってヤバソチャを倒そうとするとむしろ負けるのでじっくり積んで行く。 ヤバソチャがいない壁の場合は空元気で残数をとることを優先する。
【個人的な取り組み方、おすすめしたい事】
へき個人としての今年の取り組み方について意識していたこと、おすすめしたいこと
1.試合後の反省のクオリティをあげる
今年は反省のクオリティに比重を置いた。
試合に勝っても負けてもいったんストップして、負け試合を勝ちにできたかの作業からはじまり、 裏選出が有効だった可能性の検討や上手く噛み合っただけに過ぎない部分を逆の分岐で振り返ったり、なんとなくで突っ込んだ部分や自信がなかった部分を全部ダメ計しなおしたりした。
振り返りで負け試合を勝ちにできなかったときは構築に欠陥が出ている場合が大半で、新しい構築が環境に出てきたときに起きやすい。
構築の穴埋めをするときにポケモン丸々1匹入れ替えたり等の大幅な修正をすると別の大きな穴ができるのが目に見えているので出来るだけ大きな修正をかけずに何とかならないかを心掛けた。
2. 絶望的な盤面でもあきらめないでやる、勝ち筋を追い求める練習をする
この記事でこれが1番目を通して欲しい部分。
この後貼る本戦の対戦動画でも見て取れる部分があるはず。
どんなに負け試合でも残っている勝ち筋を模索し続けた。
相手のライコにじんらいがないかもしれない、ムーンフォースでCダウンを引き続ければみかづきでTOD出来るかもしれない、ガオガエンのバークアウトでヒードランが突破出来るかもしれない。
これはただ目の前の試合にしがみついて勝ちに行くという話ではなくゲームプランを組み立てるとてもいい練習になった。
上手いプレイングが身につくには膨大な時間がかかるかもしれないが泥臭いプレイングはやれば誰でも出来るはず。
つららおとしが全く当たらずイライラするかもしれない、初手で2体失って時間の無駄だから降参したいかもしれない。
こういう時こそ相手の油断に漬け込む絶好のチャンスだと思って勝ち筋を手繰り寄せよせたい。
3.勝率が出ているかより理論として正しいかを追求する
ランクマ無敗とかオフで馬鹿勝ちしてきたとか、結果がよければ正なのではなくPTに至らないところはないのかに必ず焦点を当てるようにした。
4.ぼーっとしていたら構築が降ってくる環境に身を置かない
チームでやっていると何もしなくてもPTは降ってくることもあるが考えることを放棄してしまうので必ず常に当事者意識を持ち意見を出すようにした。
5.ちゃんとランクマッチをやりましょう
分かる人は分かると思います。
6.ケアレスミス防止メモをみながら試合をする
下記のメモをみながらやるように気を付けた
まけんきかちきがいる
ねこ二枚
モロバレル
トルネがいるか(コータス出せない)
威嚇順
ブーエナ
キリンがいると猫きかない
テラスを切り忘れるな
グレン砕ける注意
パオキザン不意打ち注意
GF地震注意
7.ゲームのエラー落ち対策
予選では3戦ごとにスイッチの電源を落としていた。
パッケージ版だけど一回もエラー起きたことはなし(ルーターが故障し泣いたことはあった)。
8.対戦を観る
自分がまだまだ苦手な部分、ただ見るのではなくちゃんと戦ってる立場に立って観察する。眠くなってしまう。
良く拝見していた配信
↑はメン限
【ガチクレセが上手く使えない人の解答集】
Q.択ゲーが苦しい
A.ガチクレセだけでなくみんな択ゲーには苦しんでる。
スタンはリスクヘッジがきくことが多い分、勝負の場面は多い印象。
ガチクレセはみかづきやトリル2週目がリスクヘッジにあたる。
Q.霊+グラスフィールドがきつすぎる
A.ゆっくりやろう。
ゴリランダーが出てくる場面は見えるようになるために練習が必要だが、とにかく焦りすぎずみかづきを絡めながらじわじわと戦うのがよい。
Q.先発ガエンクレセが余りも狙い撃ちされる、信用できない。
A.思っているよりは信用していい、もちろん選出パターンは散らす必要があるが。
下の動画を観ればなんとなくわかると思う。
Q.ハバタクカミでトリックルームをしてはダメな理由
A.ひるむため
Q.有利なPTが少ない
A.自分もそう思う。
ガチグマの弱いところは色々な構築に有利ではないところで強みは再現性だと感じている。うまく説明出来ないけど。
【本戦対戦動画】
インターネット本戦の録画になります。
2戦だけうまく撮れてなかったので補足すると
7戦目がたいきさん
雪+霊テラス鉢巻寿司で氷テラスだと思ったら霊テラバーストでクレセが1発で吹っ飛びガエンで受けながら+6ガチグマつくるも非トリルで押し流されて負け。
8戦目がかよかよさん
あまり思い出せないけどイエカシラでクレセがトリル貼るターンに強気にガチグマを動かしたら地震が通り相手のイエッサンがトリルを返せなくなり全て破壊して勝ち。
【最後に】
チームみんなでとは今年もいかなかったがそれなりの結果を出すことが出来た。絶対に自分一人では辿り着けなかっただろう。
ガチグマとは今生の別れになるのだろうか…(ディアルガガチグマ…やれるのか?)
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散っていったプレイヤーの分全国、世界大会と頑張ってきますので応援よろしくお願いします。